夫の女性関係に悩み、最終的に離婚を選んだ妻Eさん

執筆者
弁護士 宮崎晃

弁護士法人デイライト法律事務所 代表弁護士

所属 / 福岡県弁護士会・九州北部税理士会 

保有資格 / 弁護士・税理士・MBA

掲載日:2017年6月27日|最終更新日:2020年2月7日

ご相談者Eさん (大阪府大阪市)
職業:パート
世帯年収:600万円
婚姻期間:4年
解決方法:協議
子どもあり (長女)
離婚を切り出した

相手:30代会社員

※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。なお、あくまで参考例であり、事案によって解決内容は異なります。

サポート無 サポート有 増額利益
離婚 不成立 成立
親権 獲得
養育費 0円 5万円 5万円

 

状況

Eさんは、約4年前に婚姻し、その後長女が誕生しました。

結婚当初は幸せに暮らしていたEさんでしたが、結婚後3年が経った頃に夫が特定の女性と頻繁にLINEのやり取りをするようになりました。

Eさんは、夫にLINEのやり取りを止めさせ、女性にも夫と関わらないように伝えました。

しかし、夫が連絡をやめることはなく、次第にEさんはこれからの夫婦生活に不安を感じるようになりました。

そして、夫と距離を置き冷静に考えたいと、子どもを連れて別居をはじめました。

その後も、日々悩んでいたEさんは、だんだんと精神的にも辛くなってしまい、どうすればいいか分からなくなっていきました。

そのため、Eさんは今後のことを考えるきっかけになればと思い、弁護士に相談をしました。

 

※この事例は、以下争点ごとに弁護士の関わりと補足説明を掲載しています

弁護士の関わり

離婚の成立について

Eさんは、夫の行動を許せないという気持ちと同時に、離婚をすべきかどうかを非常に悩んでいました。

  • 不貞とはいえないかもしれないけど、妻子のある男性の行動として不適切だと思う。
  • 女性との関係をきちんと清算して夫が心から反省、謝罪をすることで、夫婦関係が修復に向かっていくかもしれない。
  • 子どもがまだ小さく、これからどうなるのだろうという不安がある。

等、色々と考えて苦しんでいました。

そのため、当初、弁護士はEさんに対して離婚を進めることはせずに、以下の提案をしました。

  • 夫婦問題のカウンセリング
  • 心療内科への受診
  • まずは夫婦関係の修復の方向でいくこと

Eさんからの依頼後、弁護士は夫に内容証明で、離婚ではなく、今後の夫婦関係についてどのように考えているのか、別居期間中の生活費を支払うことの回答等を求めました。

その後、Eさんは少しの間、夫との夫婦関係について考えたいとのことで、一旦代理関係を解消しました。

それからしばらくして、Eさんは夫との離婚を決意したことで、再度弁護士に依頼しました。

弁護士は、夫に受任通知を送って離婚の代理交渉を開始しました。

弁護士は、夫と離婚の代理交渉を重ね、最終的に離婚条件を合意書にし、協議離婚を成立させました。

親権について

Eさんは自分が親権者となることができるかを非常に心配していたため、弁護士はEさんにあまり心配しないよう見通しを含めたアドバイスをしました。

弁護士はEさんからの再依頼を受け、夫に受任通知を送って離婚の代理交渉を開始しました。

夫と代理交渉を重ねた結果、親権をEさんが取得する形での離婚を成立させました。

養育費の増額について

Eさんは今後の子どもとの生活に非常に不安を抱いていましたため、弁護士は夫との離婚協議の交渉の中で適切な養育費を獲得するよう尽力する旨、話しました。

Eさんからの再依頼後、弁護士は、夫に受任通知を送って代理交渉を重ねました。

  • 月額5万円を20歳まで支払うこと
  • 20歳の時点で、子どもが大学等の高等教育機関に在籍している場合は、その支払終期を卒業まで延長すること
  • 子どもの習い事、進学、入院等の特別の支出が生じた場合は、応分の負担を求めることができること

交渉を重ねた結果、養育費について、上記の各内容を盛り込んだ合意をさせました。

 

補足

離婚の成立について

本件は、夫との離婚をすることに非常に悩んでいたこと、最終的に離婚をすることを決断した事例になります。

本件のように、夫婦関係がうまくいっていないものの、様々な事情から離婚をするかどうかを悩まれている方もおられると思います。

実際、当事務所には、離婚をする決断まではできていないものの、もし離婚になった場合にどのようにすればよいかを知りたいと考えてのご相談が多数あります。

離婚に関して悩まれている方が弁護士に相談することで、何か手掛かりを得るきっかけになります。

親権について

親権を獲得できるかどうか、親権を取れる可能性がどれくらいなのかについて心配される方はたくさんいらっしゃいます。

親権者の判断に関しては、様々な要素を考慮していく必要があるため、ケースによって様々といえます。

親権獲得の可能性について悩まれている場合、離婚問題を専門とする弁護士に相談することで適切なアドバイスを受けることができます。

養育費の増額について

いざ離婚を決断した場合であっても、子育てに必要なお金をどうすればいいのか等で悩まれることもあるかと思います。本件のEさんもそうでした。

養育費について、様々な状況を想定して取り決めをすることで、将来の生活不安を少しでも解消することができます。

そのためには、専門家によるサポートを受けることが重要です。

離婚後の養育費についてお悩みの方は、是非ご相談ください。

 

 

執筆者
弁護士 宮崎晃

弁護士法人デイライト法律事務所 代表弁護士

所属 / 福岡県弁護士会・九州北部税理士会

保有資格 / 弁護士・税理士・MBA

専門領域 / 個人分野:離婚事件 法人分野:労働問題  

実績紹介 / 離婚の相談件数年間700件超え(2019年実績)を誇るデイライト法律事務所の代表弁護士。離婚問題に関して、弁護士や市民向けのセミナー講師としても活動。KBCアサデス、RKB今日感テレビ等多数のメディアにおいて離婚問題での取材実績がある。「真の離婚問題解決法」「弁護士プロフェッショナル」等の書籍を執筆。





なぜ離婚問題は弁護士に相談?良い弁護士の見極め方とは…?

あなたにおすすめの事例

  • 1
  

風俗通い等によって財産を散財した夫との協議離婚を成立させた事例

Iさんは、約40年前に夫と婚姻しました。 Iさんは夫との婚姻生活中、子ども達にも恵まれ、極々普通の夫婦生活を送っており、約40年が経過しました。 夫との婚姻生活は、比較的うまくいっている状[...]

依頼結果:

離婚○成立
解決金700万円(増額)


/ 会社役員 / 婚姻期間:40年



詳細を見る
解決事例一覧ページ


事例を探す

 離婚の原因

 離婚の争点